2023年3月期決算銘柄検証２　西松建設、アイロム　番外編　アシックス

予想以上に派手に動いた銘柄を2024年3月予想数値を参考に検証してみたいと思います。

①西松建設　3300円　▲335

14時に決算発表して急落、まだ全ては織り込んでいないと思う。今日の値動き？ここは、配当性向7割とされているので、今期の173円配当は妥当と思う。前期が業績下方修正に伴い、もっと減配すべきであったが、減配幅を抑えたため、前期の配当性向は9割。前期が特別であったということ。

前期は、配当利回り6％超えの株価であったことから換算すると2883円で6％となり、昨日の終値は割高なので、まだ売られるかも・・・？　ただ配当利回り5.24％も十分に高いが・・・。またゼネコン業界のＰＥＲは低いので、現在のＰＥＲも高いかも・・・？

②プロパティエージェント　1043円　▲85

今期減益予想で売られたと思うが、5円増配だし、減益の理由は資材高とＤＸ推進の先行投資とのこと。業績、成長性、配当利回りから、この株価は買ってみたい水準だと思う。

③アイロム　1841円　▲11

ここは、前回の2023第３四半期の決算で大きく下落しました。理由は、「１０～１２月期でみると大幅な最終減益となっており、直近の業況を嫌気した売りが膨らんだようだ」とのこと。四半期の業績にバラつきがある事業なのでしょう。

今期の業績は良いが減配予想。ただ割安であることは確か。そろそろトレンド転換しても良い頃だと思うが・・・。

アシックスが2023年第１四半期の決算を発表しました。

アシックス　3720円　▲155

素晴らしい決算でしたが、株価は大きく下落。一旦、材料出尽くしでしょうか。それともこの決算内容なのに通期の上方修正をしなかったからでしょうか？

いずれにせよ、上方修正の期待大ですね。株価も期待します。

　　　以上、あくまでも個人的な見解です