2023年3月期決算銘柄検証1 ラウンドワン、小野薬品、川崎重工、レノバ etc

予想以上に派手に動いた銘柄を2024年3月予想数値を参考に検証してみたいと思います。

銘柄コード売上営業利益経常利益純利益一株利益利回りPER
ラウンドワン46805.921.519.92042.41.5415.3
新日本科学239520▲7.5▲24.5▲25.6108.32.2420.6
三越伊勢丹30994.618.223.3▲13.573.31.119.7
小野薬品45286.27.87.32235.53.0711.1
川崎重工701210.1▲4.5▲14.7280.62.7810.2
三菱自動車72119.8▲21.3▲17.6▲40.767.22.17.1
レノバ951975.7▲75.24.5倍152.5010.7
ジェイリース718713.75.54.33.8194.83.4910.3
SBIリーシング58340.614.313.314.6360.11.276.5
カカクコム237111.313.215.714.191.52.5219.9
売上、営業利益、経常利益、純利益の数値は上昇率です

①ラウンドワン 648円 +58

もう少し上がってもよさそう。国内既存店も好調だし、米国は値上げ、増配、四半期配当に変更。PER20倍で848円。

②新日本科学 2230円 ▲168

減益についての会社説明は、Satsuma社買収に伴う一時的費用約14.7億円が、今期減益予想の主因

これを信用すれば来期以降は業績UPになりそう。この期待で買われるかどうかですね。売上は20%増ですし、配当も2.24%あるので、とりあえずは信じてみますか。

③三越伊勢丹 1448円 ▲45

純利益が減益予想だから売られたのですかね。ただ営業利益は二桁増だし増配もあるので、戻すでしょう。またインバウンドが話題になれば物色されると予想。

④小野薬品 2604円 ▲167

ここまで売られる決算内容ですかね・・・?

5期連続最高益で10円増配だが増益率が2%で成長率鈍化との評価で売られたとのことです。

こういうのがチャンスなんですかね。すべての数値が増額予想なので、そのうち上がると予想。

⑤川崎重工 2874円 ▲110

純利益が15%減、10円減配で売られたとのこと。

ここは、防衛費増の国策銘柄ですからね。今年度の防衛予算は1.4兆円増加ですから。

⑥三菱自動車 477円 ▲52

想定以上の大幅減益を嫌気して売られたとのこと。復配し、さらに増配なので、これが続くとなれば適正なPER水準まで戻ると予想。復活した現状は安いですよね。

⑦レノバ 1626円 ▲350

今期の営業大幅減益見通しにネガティブサプライズで大幅下落。

売上大幅増、最終利益は過去最高益が評価されるかどうか。ただし無配。

今後の成長が利益につながるかどうか、ここをどうみるかですかね。期待しましょう。

⑧ジェイリース 2005円 ▲41

今期は増益幅が一桁ということで成長鈍化で売られたということですか。

増配も発表しましたし、上方修正を期待したいですね。再び評価される時が来ると予想。

⑨SBIシーリング 2353円 ▲109

ここは、決算後上昇してましたが、今日の地合で大きく下落してたので買いました。

⑩カカクコム 1825円 ▲55

今期最終は14%増で4期ぶり最高益、6円増配。これで売られますからね・・・。

市場予想に届いていないというやつですか。確かにPER的には、約20倍ですから、ここからの成長が見込めないというのであれば適正かも・・・。でもまだ成長するでしょう。

  あくまでも個人的な見解です 自分は全て買いました

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